おやこのじかん

歯医者さんに聞きました!歯とお口のお悩み あれこれ

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子育て世代のパパ・ママの歯とお口のお悩み・疑問に歯医者さんが 答えてくれました。
毎日の正しい歯みがき 定期的な歯科検診で家族の歯を健康に保ちましょう。

 

 

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病院、注射が苦手で診察の際、大暴れする3歳の息子。虫歯の治療のため初めて歯医者さんを受診予定ですが、ちゃんと治療を受けられるか心配です…。

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病院や注射は大人でも苦手な人はいますし、3歳のお子さんだと初めてのことは怖いし不安ですよね。無理やり治療しても、歯医者嫌いになってしまい、悪循環になることもあります。最初は一緒に歯磨きをしたり、口内のおそうじや治療の練習をしたり、歯医者を身近に感じてもらうことからやっていきましょう。当院でも、お子さんの性格や緊急度などに応じてすぐに治療するのではなく、まずは初めての場所に慣れることから始めるようにしています。もちろん、痛みがあったり緊急性がある場合はすぐに治療することもありますが、一回の治療時間を短くしたり、音や光などの刺激を減らしたり、できる対処法はあります。担当の先生と相談しながら、お子さんのペースで歯医者を安心する場所にしていきましょう。

  • \教えてくれたのは…/
  • 【鹿島市】医療法人 月歯  西川歯科医院
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    岩本 彩 先生
  • [診療科目]一般歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科
  • [住所]鹿島市納富分2042-3
  • [TEL] 0954-62-4618
  • ホームページ

 

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2歳の息子が寝ているときに歯ぎしりをするのが気になります。やめさせるよい方法はありますか。

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2歳児はまだ子どもの歯が全部生えそろっていない段階で、その時に歯ぎしりが気になり、ご相談を受けることがよくあります。この時期の歯ぎしりは歯並びが完全に確立していないため、噛み合わせで微調整することが理由とみられ、成長とともに自然と歯ぎしりがなくなってきますのであまり気にされる必要はありません。良質な睡眠によって歯ぎしりが改善するケースもありますので、安眠できる環境を整えてあげることも大切ですね。ただ、歯ぎしりにより痛みが出たり、しみたりした場合は、一度かかりつけの歯医者さんに診せた方がいいでしょう。

  • \教えてくれたのは…/
  • 【佐賀市】医療法人 HCA-style  グレースデンタルクリニック
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    大谷 真 先生
  • [診療科目]一般歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科
  • [住所]佐賀市天神2-5-25
  • [TEL] 0952-97-7811
  • ホームページ

 

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イヤイヤ期真っ只中の娘は、歯磨きも自分でしたがり、思うように仕上げ磨きをさせてくれません。虫歯にならないか心配です。

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虫歯は、仕上げ磨きができているできていないは、全く関係ありません。虫歯ができるできないに関係のある因子のうち、コントロールできるものは、食事の摂取頻度(ダラダラ食べないこと、砂糖の摂取頻度)、フッ化物の摂取の有無です。なので、コントロールのできない仕上げ磨きができないことよりも、上記のコントロールできることをしっかり行うことが、虫歯予防には大切になります。できれば、おやつは補食として考え、甘い物よりもおにぎりなどがいいですね。イヤイヤ期の時期であれば、いやがったり、自分でやりたがったりすることは、発達段階からいって当然の行為なので、特に気にすることはありませんが、磨き方が痛がるような磨き方になってないか、一度歯医者さんで磨き方のポイントなど相談してみるとよいかもしれません。

  • \教えてくれたのは…/
  • 【武雄市】のりこ歯科医院
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    藤本 慎子 先生
  • [診療科目]一般歯科、小児歯科
  • [住所]武雄市北方町大崎1318-3
  • [TEL] 0954-36-3535
  • ホームページ

 

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虫歯になりやすい私と虫歯のない夫。虫歯は遺伝するのでしょうか。生れてくる子どもを虫歯にしないために妊娠中や産後に心掛けることはありますか。

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結論から言うと、虫歯が直接的に遺伝することはありません。生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。歯が生えて、日常生活の中で周りの大人の唾液を介して細菌に感染するのです。しかし歯の質や歯並びは遺伝的要素となり、歯磨きや食生活の生活習慣も大きく関係することから、虫歯になりやすさは遺伝的要素も関係するところもあるということになります。出産前にできることは、お母さんだけでなくお父さんも虫歯の治療を終わらせることです。セルフケアだけでなく、歯科医院でのプロフェッショナルな清掃を受けることで細菌の数を減らして、お子さんへ感染しにくい環境を整えることが大切です。

  • \教えてくれたのは…/
  • 【武雄市】医療法人  池田歯科
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    池田 泰子 先生
  • [診療科目]一般歯科、小児歯科、口腔外科
  • [住所]武雄市武雄町武雄5896-2 T-cube101(武雄警察署前)
  • [TEL] 0954-26-8400
  • ホームページ

 

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7歳の子どもが数日前に公園の遊具で前歯(永久歯)を打ったようです。痛みやぐらつきはないようなので、様子を見ていて大丈夫ですか?

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今のところ痛みやぐらつきがないようなので、ひとまず安心ですね。しかし、打った直後には何も変化がなくても、数日後に歯茎や歯の周りに腫れや変色、痛みなどが現れたり、数か月後に歯の色が黒ずんでくることもありますので、しばらくは歯の様子を注意深く見ておいたほうがよいでしょう。遊具にぶつかった衝撃により、歯髄(歯の神経)の中の血管が内出血を起こしたり、歯の根がダメージを受けている可能性もあるので、受診されるとより安心です。レントゲン撮影することで、外からは見えない内部の状態を詳しく把握し、適切な治療やアドバイスができます。心配な場合は、早めに受診されると安心できるでしょうし、変化がないようであれば定期検診のときに相談されてもいいかと思います。

  • \教えてくれたのは…/
  • 【佐賀市】医療法人如春窩会  東与賀大塚医院
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    大塚 卓 先生
  • [診療科目]歯科、歯科口腔外科、小児歯科、内科、外科、皮膚科
  • [住所]佐賀市東与賀町下古賀1349
  • [TEL] 0952-34-7071
  • ホームページ

 

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妊娠中でつわりがひどく、歯磨きをすると余計につわりがひどくなります。良い対処法があれば教えてください。

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妊娠中のつわりがひどい時は無理せずできる範囲のケアをしていきましょう。妊娠中は、食の変化や、体調の変化で食事が摂れない、あるいは摂りすぎるなど食生活が不規則になりがちです。それに伴いブラッシングも不十分になってしまうことがあります。食後は水でブクブクうがいをして食べかすを取り除く、小さめのブラシやタフトブラシでリスク部位をひとまずブラッシングするのも一案です。また洗口剤でうがいするのもよいでしょう。妊娠中はあらゆる身体の変化が生じ、口の中は悪影響を受けやすくなります。妊娠がわかったら、歯科で口の中の状態をチェックすることが重要です。

  • \教えてくれたのは…/
  • 【杵島郡】医療法人  小笠原歯科医院
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    小笠原 誠司 先生
  • [診療科目]一般歯科、小児歯科、小児矯正、歯科口腔外科
  • [住所]杵島郡大町町大町8878-9
  • [TEL] 0952-82-2321
  • ホームページ
2025/05/15 子育て
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